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2008.05.10 毎日新聞・地方版(岡山)
きび談語:最近、目につく機会が多い「ゼロ年代」…
最近、目につく機会が多い「ゼロ年代」。00年代に出てきた若手研究者・小説家などを指す言葉です。こうした総称はあまり好きではありませんが、ぱっと思い浮かべるだけでも、面白い人たちがちらほら▲特に注目しているのが、批評家の荻上チキさんと思想史家の芹沢一也さんが立ち上げた「αシノドス」という有料メールマガジン(月500円)です。月2回の配信で、新進気鋭の研究者による対談や海外論者の翻訳まで、ボリュームも多く驚きました▲荻上さんは20代です。“おじさん”たちの論考もいいけれど、24歳の私とより年が近い荻上さんのチャレンジに楽しませてもらいつつ、大いに刺激を受けています。【石戸諭】
2008.05.05 読売新聞・朝刊
社会学者の芹沢一也さんと批評家の荻上チキさんが、国内外の最先端の知を紹介するメールマガジン「α-Synodos(シノドス)」を創刊した。
メルマガは、毎回、気鋭の論者を招いて行う座談会に加え、海外の注目論文やコラムを翻訳、リポートしている。芹沢さんと荻上さんは、評論ユニット「Synodos」を主宰しており、新たにメールで、発信することになる。第1回の配信では、社会学者の鈴木謙介さんが参加した座談会の模様を紹介。座談会では、ポストモダンと後期近代の区別などを論議し、1980年代の『逃走論』『構造と力』など浅田彰・京都造形芸術大学大学院長の著作にまで話がさかのぼった。
毎月10、25日配信で、毎月500円。ホームページのアドレス(http://kazuyaserizawa.com/synodos/)。
2008.04.03 ソフトバンクビジネス+IT
【芹沢一也氏+荻上チキ氏インタビュー】新たな知の回路をつくりだす/シノドスの試み
シノドスという試みをご存じだろうか。ギリシア語で「集会」を意味するこの言葉を掲げて、2007年以来、新たな知の公共空間を切り拓きつつあるのは、思想史の俊英・芹沢一也氏。彼は、高原基彰、雨宮処凛、本田由紀、萱野稔人、阿部真大、高桑和巳、廣瀬純、中島岳志、鈴木謙介、橋本努といった論客をゲストに迎え、参加者とともにとことん議論を交わす超高密度セミナー「シノドス」を運営して注目を集めている。『ウェブ炎上』の著者であり、「トラカレ!」「荻上式ブログ」など多くの人気ブログを運営してきた注目の批評家・荻上チキ氏の参加を得て、さらなる展開を見せるというシノドスについて、主宰者のお2人にうかがった。 全文はこちら→
2008.4 『論座』4月号
特集:ゼロ年代の言論 「ハブメディアを構築せよ」
柄谷行人と浅田彰が編集委員を務めた『批評空間』は、さまざまな意味で1990年代を象徴する批評誌だった。ではゼロ年代を象徴する批評誌は何だろうかと問われれば、私は「ない」と答える。
批評誌がまったくなかったと言いたいわけではない。実際、『批評空間』が終刊した2002年以降も、いまだに知識人が自ら編集にかかわるなどしてフロントに立つメディアが多く存在している。例えば大塚英志が『新現実』(02年〜)を、福田和也らが『en-taxi』(03年〜)を、小林よしのりが『わしズム』(02年〜)を、鎌田哲哉らが『重力』(02年〜)を、富岡幸一郎が『表現者』(05年〜)を、上野千鶴子、柄谷行人が『at』(05年〜)を、萱野稔人、酒井隆史らが『VOL』(06年?)を世に送り出してきた。
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