0号に寄せて(荻上チキ)

  • 「α-Synodos vol.0」
さて、せっかくの無料サンプル号なので、簡単に、このメルマガの成り立ちと、各コーナーの今後についてご説明しますね。

普段僕は、ブロガーとか批評家とか名乗って仕事をやっていますが、こうして編集やメディアプランニングの仕事をするのが趣味でして。ブロガーとしては、これまで人文系ニュースサイト「トラカレ」をはじめ、複数のサイトなどを運営してきました。書籍のキャンペーンサイトや、いじめ研究を行っている社会学者、内藤朝雄さんの公式サイトなどを管理したりしてます。

いつかメルマガもやってみたいなと思っていたのですが、昨年10月に芹沢さんからメールをいただき、メルマガやってくれないかという依頼をいただきまして。2008年4月発売の『論座』の特集「ゼロ年代の言論」にも寄稿させていただいたのですが、そこにも書いているように、僕は「批評装置」を強化するための「小さなメディア」を作ることを楽しみにブログなどの活動をやってきたので、すぐに賛同したわけです。

「シノドス」は2007年4月より、芹沢さんが提供している「場所」の名前です。僕は勝手に「人文系シンクタンク」とか「批評コンテンツビジネス」とか「思想コンサルタント」とか呼んでますが、要するに普通の出版社とか思想ユニットでもなければ、NPOでもフィクサーでもない。セミナーをやったり講演をセッティングしたり、こうやってメルマガを作ったり。他にも、哲学コンテンツの翻訳サイトを現在作ったり、海外の思想家たちを交えた大きなシンポジウムの準備をしていたり、他にも面白いことをガシガシやっていこうと考えています。

誰でも簡単に、廉価でメディアを持てるのですから、現状に不満があって、それを打破するアイディアがあって、やる気があるのだったら、やらなきゃダメかなぁと。まだ駆け出しの批評家にすぎない僕ですが、このメルマガなら、そしてシノドスなら、「批評装置」の地図を書き換えることが出来るんじゃないかと思っている次第。

というわけで、無料サンプル号だけで終わらず、引き続きこれからも「アルファ・シノドス」をよろしくどうぞ。毎回ガチンコな内容のコンテンツを次々に配信していくのですから、せめて編集後記だけはのんびりとしたテンションでお届けしようと思っています。僕が気になったニュースなどもどんどん紹介していくので、そちらもよろしくです。



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