『フリーターにとって「自由」とは何か』で脚光を浴びた杉田俊介さんの論文集です。文芸批評と労働運動、そして障害者福祉という三つの世界が交錯する地点から、言葉がまるで現実との摩擦を望んでいるかのように綴られていきます。「気づくと『無能力』という言葉のまわりをぐるぐるめぐっていた」(「あとがき」より)。現代思想と〈生存〉とのあいだで生み出された、繊細でいながら強靭な、もっとも真摯な思考の軌跡がここにはあります。また収録されている赤木智弘さんについての批評は、現在、「文芸批評」がどのような可能性をもちうるのかを、いろいろと考えさせてくれます。
『フリーターにとって「自由」とは何か』で脚光を浴びた杉田俊介さんの論文集です。文芸批評と労働運動、そして障害者福祉という三つの世界が交錯する地点から、言葉がまるで現実との摩擦を望んでいるかのように綴られていきます。「気づくと『無能力』という言葉のまわりをぐるぐるめぐっていた」(「あとがき」より)。現代思想と〈生存〉とのあいだで生み出された、繊細でいながら強靭な、もっとも真摯な思考の軌跡がここにはあります。また収録されている赤木智弘さんについての批評は、現在、「文芸批評」がどのような可能性をもちうるのかを、いろいろと考えさせてくれます。
